プライベートで旅行に出かけるときの宿泊は、マリオットボンヴォイのポイントで泊まれるホテルがほとんどです。

以前のブログにも書きましたがアメリカンエキスプレスのマリオットカードは極めてメリットの大きなカードです。クレジットカード利用で貯まっているポイントを使えば支払い金額はゼロです。またカードの利用金額に応じたステイタスを持っていると宿泊期間中ずっと朝食が2名分無料になります。

さらにアーリーチェックイン、レイトチェックアウトもリクエストできます。これはランチが終わって早くホテルの到着した時や、ランチをしてから午後からの出発といった時にとてもありがたいサービスです。

お気に入りのホテルも徐々に決まってしまい、京都ならホテル・ザ・ミツイ、大阪ならW大阪、奈良なら紫翠、札幌ならフェアフィールドマリオットというように固定化しています。

同じホテルなら行き方を迷うこともありません。ホテルの施設も使い慣れていますからスムースに利用できます。

毎回行くたびに事前のお部屋のリクエストも伝えてあり、これも可能な限り対応してくれます。例えば紫翠であれば1階の露天風呂の付いたお部屋を用意してもらうようにお願いしています。

同じホテルなら出かける際も近くにある場所は土地勘ができています。地図を見なくても何となく歩いて目的地に行くことができます。

このようにマリオット系の同じホテルばかりポイント利用で宿泊する「マリオットの奴隷」になってしまうと便利ではあります。一方で新しいホテルが次々にできていても、気に入ったホテルからなかなか変えることができずマンネリ化します。

その結果、旅の醍醐味が削がれてしまうのも事実です。

旅とは今まで経験しなかったことに出会ったり、想定外の出来事や出会いを楽しんだり、トラブルを工夫して解決することを学んだりすることに大きな価値があると思っています。

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