
プレミアリーグのブライトン・アンド・ホーブ・アルビオンは今2025年夏、主力選手の大量流出が懸念されており、クラブのファビアン・ヒュルツェラー監督が深刻な懸念を示している状況のようだ。
元マンチェスター・ユナイテッドおよびブラックバーン・ローバーズのチーフスカウトであるミック・ブラウン氏が6月28日にUKメディア『フットボール・インサイダー』で公開された記事の中で語ったところによると、ヒュルツェラー監督はこの夏にクラブを去ろうとしている選手の数について心配しているとのことだ。
ブライトンは少なくとも4人のファーストチームの選手が今夏に退団すると予想されている。
同クラブに所属する日本代表FW三笘薫については、ブンデスリーガのバイエルン・ミュンヘンが獲得を望んでおり、現在アーセナルなどをリードして同選手の獲得に自信を持っているとブラウン氏が6月22日に同メディアに語った。
一方で三笘に興味を示していると噂されているアーセナルは5月から三笘の状況を注視しており、ブライトンからの退団を許可されれば動く可能性があるとされている。
移籍を希望する他のブライトンの選手は、FWジョアン・ペドロがチェルシーやニューカッスルからの関心を受けてより大きなクラブへのステップアップを目指している。
MFマット・オライリーとMFフリオ・エンシソも退団が予想され、DFペルビス・エストゥピニャンはマンチェスター・ユナイテッド加入を望んでいる。
ブラウン氏は「毎年これほど多くの選手が移籍を望んでいるのは良い兆候ではない」と同記事内で指摘している。