そんなに減っているのに「鮭の塩焼き」は普通に売られているじゃないか! と怒る人もいるかも知れませんが、それは本物のサケではなく「銀鮭」、英名をコーホーサーモンという全く別の魚です。
銀鮭は成長が早くて身の味も良いため、今や全国各地で養殖され流通していますが、やはり旬の時鮭(夏に捕れる脂の乗ったサケ)には味の面で及ばず、その卵であるイクラも品質が大きく劣ります。サケの代替としては物足りない存在で、なんとかサケの漁獲量が増えてくれることを祈りたいところです。
<脇本 哲朗/サカナ研究所>
そんなに減っているのに「鮭の塩焼き」は普通に売られているじゃないか! と怒る人もいるかも知れませんが、それは本物のサケではなく「銀鮭」、英名をコーホーサーモンという全く別の魚です。
銀鮭は成長が早くて身の味も良いため、今や全国各地で養殖され流通していますが、やはり旬の時鮭(夏に捕れる脂の乗ったサケ)には味の面で及ばず、その卵であるイクラも品質が大きく劣ります。サケの代替としては物足りない存在で、なんとかサケの漁獲量が増えてくれることを祈りたいところです。
<脇本 哲朗/サカナ研究所>