
ポルトガル1部のスポルティングCPに所属する日本代表MF守田英正の移籍話に暗雲が立ち込めているようだ。
ポルトガルメディア『レコード』によると、守田の移籍先最有力候補とされていた日本代表MF田中碧が所属するプレミアリーグのリーズ・ユナイテッドは守田の獲得から撤退したと報じている。
守田は2025年の1月にクラブからの残留延長オファーを拒否したが、これはリーズ移籍の可能性が十分にあったためだったと見られている。
昨2024/25シーズンにスポルティングはリーグ優勝を果たしたが、守田は不調気味だったことがリーズの責任者たちの関心を覚めさせた要因のようだ。特に、守田の相次ぐ怪我に注目し、それが関心を抑制する要素となったとのことだ。
5月の段階で、リーズは約800万ユーロ(約13億4,539万円)で守田を獲得すると様々なメディアで報じられていた。
ポルトガルメディア『ア・ボラ』は、現在の守田の状況について詳しく報じている。守田はまだ退団を望んでいるが、スポルティングは移籍金として1000万ユーロ(約16億8,948万円)を要求しており、守田に関心を抱くどのクラブもその金額を支払う意向を示していない。
スポルティングは、守田との契約満了を迎える1年後に同選手を無償で失うリスクを承知の上で、現在はチームに残留させる可能性があるようだ。
リーズの撤退により、スポルティングは守田を新契約にサインさせることができるという確信が高まっているのかもしれない。