元読売ジャイアンツ選手で横浜DeNAベイスターズ初代監督の中畑清氏が27日、元北海道日本ハムファイターズ・斎藤佑樹氏のYouTube『斎藤佑樹 野球場プロジェクト』に出演。監督のオファーがあっても「できなかった」球団を明かした。

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■ポジション奪うも「愛着を示してくれる」

2012~15年までDeNAの監督を務めた中畑氏。招聘したのは日本ハム初代GMで、当時横浜GMの高田繁氏だった。

「高田さんは日本ハムのGM時代から、俺に監督をやらせたいって気持ちがあったみたい」「俺は高田繁からジャイアンツの3塁のポジションを奪った選手。にもかかわらず、愛着を示してくれる」と話す。

■CM契約してたから…

しかし、日本ハムの監督オファーは、ある理由で受けることができなかった。

それは、ライバル社の伊藤ハムのCMに出演していたから。「そのとき、伊藤ハムとCM契約してたから、日ハムだけはできなかった。そんな不義理できないだろ。20年契約してたんだよ、伊藤ハムさんと」と語り、「伊藤ハム最高でした! ありがとうございました!」と大声で感謝を述べる。

■「お前の監督になってたかもしれない」

斎藤氏は「じゃあ、(CMがなければ)ファイターズとしての監督も、可能性があったってことですか?」と質問する。

中畑氏は「そうそうそう」とうなずき、「だから、お前の監督になってたかもしれない。面白いぞ。俺は半端じゃないぞ」とコメントして笑わせた。

■「日ハムだけはできなかった」理由

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(文/Sirabee 編集部・荒井どんぐり