SNSは便利で楽しいツールです。ですが、ふと画面を閉じたとき理由のない焦りや、比較による自己嫌悪、情報過多の疲労感に襲われた経験はないでしょうか。「見なきゃいい」とわかっていても、繋がりを断つ勇気が持てず、スクロールをやめられない人も少なくないはず。
そこでSirabee取材班は、SNS疲れから抜け出す小さな方法について聞いてみました。
■朝イチSNSを見ない!
「自分の電源を入れる朝に他人の情報で脳の主導権を奪われるのは疲れるだけ! ハッピーな投稿ならまだしも、ネガティブな投稿、うらやましくなる&自己肯定感が下がる投稿なんて、心の毒でしかない。
そういう投稿を見て気分を落すよりかは、気分の上がる曲を聴いたり、今日やるべきタスクをまとめたり、自分の時間にした方が◎」(30代・女性)
■代替えになる居場所を増やす
「SNSが自分の唯一の居場所だと、過剰に依存しやすいし、自分を客観視する視点が薄れて、過剰な言動をしやくなる。そうなると、どんどん疲れるだけ。
推し活、趣味のオフ会、気になるスクールへの通学…、自分と同じ共通点のある人と出会える場所に定期的に出かけるだけでもSNS依存は防げるかも」(20代・女性)
■小さな達成を褒める
「SNSで疲れるって、いろんな理由があると思うけど、大抵自分がちっぽけに見えたりしているときじゃない? SNSで誰かをうらやむより、わざわざSNSに投稿することはないけど、自分の小さな達成を褒めた方がいい。
例えば『今日はちゃんと掃除できた』とか『今日は筋トレ15分できた』とか。ホント些細なことでもいいから、何か出来たら自分を褒める方が有意義」(30代・女性)
SNSは情報や人と繋げてくれる素晴らしいツールです。ただし、繋がりすぎることは、ときに自分を見失ってしまいます。大切なのは、適切な距離と静かな時間。
心が疲れたときは、あえてスマホを閉じ、自分の目で、耳で、肌で感じる世界に戻ってみるのはどうでしょう。SNS以外にもちゃんと自分の世界があることを思い出してみてください。
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(取材・文/Sirabee 編集部・ 美佳)