雨のときにも便利なレインウェア。自宅で洗濯をする際の、意外な“NG”について、アウトドアメーカーの「モンベル」が紹介している。

【動画】レインウェアの洗い方を紹介

■レインウェアのお手入れは?

とくに夏はゲリラ豪雨も発生しやすくなるが、強い雨のときに便利なのがレインウェア。撥水透湿素材を使ったものであれば、雨を弾き、汗は外へ逃がしてくれる。

しかし汚れが付着すると、撥水や透湿の性能が落ちてしまうため、手入れをして汚れを落とす必要がある。

■デリケート洗いで

モンベルによると、手入れには中性洗剤や、専用のクリーナー洗剤を使用し、まずえりなど汚れのひどい部分に直接塗布する。ウエアのジッパーやベルクロタブを閉め、洗濯ネットに入れて、洗濯機のデリケート洗いコースで洗濯する。

生地に洗剤が残ると性能が落ちるため、洗剤が残らないように通常の2倍程度長くすすぎを行う。

■洗濯機で洗うときのNGは…

洗い終わったら、脱水はせずにバスタオルなどで包んで水気を拭き取る。生地は丈夫そうにも思えるが、洗濯機で脱水をすると、ウエアが洗濯機内に貼りつき、脱水ができずに遠心力で生地が破れたり、洗濯槽が壊れる恐れがあるとのことだ。

ウエアの撥水性能は熱処理をすることで回復するため、乾燥機の使用が可能なものであれば乾燥機に入れると、乾燥と熱処理を同時にできる。

乾燥機が使えない場合には、風通しの良い場所で陰干しし、乾いた後でドライヤーやアイロンで熱処理を施すとよい。

■洗濯表示を確認

同じ撥水透湿の生地を使用していても、他に使われているパーツの材質などによって洗濯方法が変わることがある。「洗濯表示」を確認することで、正しい洗濯方法が判別できるため、しっかり洗濯表示を確認するとよい。

また、修理の相談などを受け付けているメーカーもあるため、不明な場合には問い合わせをするとよさそうだ。

■レインウェアの洗い方を紹介

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(文/Sirabee 編集部・しばたけろこ