お笑いコンビ・クワバタオハラのくわばたりえさんが16日、自身のYouTubeチャンネルを更新。

スーパーで店員の見慣れたあるものが変化していたと話していたことを受け、これまでの“当たり前”を変えた食品スーパーマーケットチェーンに、その理由を伺いました。

■「レジの人の名札が…」

料理を作りながら話す人気企画「お喋料理」を配信した今回、「最近のスーパーってさ…」と切り出したくわばたさんは、「レジの人の名札が『STAFF』って書いててん」とそのスーパーの店員は全員名前が表記されているのではなく「STAFF」表記だったそう。

よく行く違うスーパーでは名字が表記されているそうで、「わざとそういう風になったんかな…そのスーパーは」と疑問を口にし、「名前があることでトラブルがあるやん。かわいい女子とか名前を覚えられてストーカー的なことがあるとか…そういうのもあるのかもしれへんな」と予想。

また「それでいいと思うわ。名前つけてやる意味ってあるのかな。そこのスタッフってわかればええんやから」と、名前を表記する必要はないのでは? と考えを述べました。

■今年2月から実施した「従業員の名札を統一」

多くのスーパーがあるなか、今年2月から従業員の名札に名前の表記をやめ「STAFF」に統一することを発表したのは、関東エリアを中心に140店舗以上展開している、食品スーパーマーケットチェーン「ベルク」。Sirabee編集部は、株式会社ベルクの担当者にその経緯を伺いました。

――今年2月から従業員の名札を「STAFF」で統一すると発表されていますが、名前表記を廃止した背景を教えてください

担当者:近年、お客様によるカスハラ(執拗なクレームや過度な要求などの迷惑行為)やネットストーカー(SNSを利用した特定の従業員への付きまといや個人情報の拡散)が社会問題となっています。

こうした行為による従業員の負担が増加し、安全確保が重要な課題となるなか、当社では従業員のプライバシーを守り、安心して働ける環境を整備するために、名札の名前を非表示に変更しました。

ベルク

(画像=『Sirabee』より引用)

(ベルクが統一した名札)