マルク=アンドレ・テア・シュテーゲン 写真:Getty Images

 チェルシー(イングランド1部)は、エンツォ・マレスカ監督のもとで今季のカンファレンスリーグ(ECL)を制覇。来季に向けてミラン(イタリア1部)でプレーするフランス代表GKマイク・メニャンの獲得に動いていたとされているが、合意には至ってはいない。

 イギリス『Caughtoffside』によれば、依然として新守護神候補を探しているチェルシーはバルセロナ(スペイン1部)に所属するドイツ代表GKマルク=アンドレ・テア・シュテーゲンの状況を注視しており、再び接触したという。

 テアが所属するバルセロナはエスパニョール(スペイン1部)からスペイン人GKジョアン・ガルシアを完全移籍で獲得。さらに今季はテアの離脱を見事に埋めてみせた元ポーランド代表GKボイチェフ・シュチェスニーとの契約延長も近いとされている。

 こうした情勢から第3GKに降格する危機に瀕しているテア・シュテーゲンは、自身の将来について検討しており、出場機会を確保できるクラブへの移籍を検討している模様。ただ、同選手にはカメルーン代表GKアンドレ・オナナに満足していないマンチェスター・ユナイテッド(イングランド1部)も注視しているようだ。

 2014年夏にバルセロナへ加わったテア・シュテーゲンは初年度こそ控えだったが、それ以降は公式戦330試合以上でゴールマウスを守るなど守護神に君臨。昨季は長期離脱の影響で公式戦9試合の出場に終わっていたが、今夏にクラブを去るのだろうか。