クリスティアン・モスケラ 写真:Getty Images

 アーセナル(イングランド1部)は3年連続でプレミアリーグで2位フィニッシュに終わり、5シーズン連続で無冠に。来季にレアル・ソシエダ(スペイン1部)のスペイン代表MFマルティン・スビメンディや、ブレントフォード(イングランド1部)のデンマーク代表MFクリスティアン・ノアゴールなどの獲得に迫っているとされている。

 イギリス『BBC』によれば、日本代表DF冨安健洋が長期離脱となっているアーセナルは、センターバックの補強を目指しており、バレンシア(スペイン1部)に所属するU-21スペイン代表DFクリスティアン・モスケラ(20)の獲得に向けて交渉しているという。

 アーセナルは日本代表DF鎌田大地が在籍するクリスタル・パレス(イングランド1部)も所属するイングランド代表DFマルク・グエイにも関心を示していた模様。しかし、同クラブにはブラジル代表DFガブリエウ・マガリャンイスと、フランス代表DFウィリアム・サリバの存在もあり、出場機会が限定される可能性があることから、移籍には消極的とみられている。

 そのため、アーセナルはモスケラを最有力ターゲットにしているとのこと。バレンシア下部組織出身のモスケラは2022年にトップチームデビューを果たすと、対人守備の強さや高いアジリティ、ダイナミックなプレーを武器に今季のラ・リーガ37試合に出場して1ゴールを記録していた。

 悲願のタイトル獲得に向けて補強を目指しているアーセナルだが、ミケル・アルテタ監督率いる同クラブはどのような選手が顔をそろえるのだろうか。