
スコットランド1部セルティックには、日本代表FW前田大然との契約延長交渉が進まない可能性が浮上。同選手を放出に向かうケースもあるという。
日本代表FW古橋亨梧が2025年1月にセルティックからレンヌへ完全移籍して以降、センターフォワードとしてゴールを量産し、セルティックのスコットランド1部リーグ優勝に貢献した前田。2025/26シーズンもストライカ-としての働きが期待される一方、すでにトッテナム・ホットスパーやトルコ1部フェネルバフチェなど複数クラブからの関心が報じられている。
英メディア『The Fitbaw Gospel』が6月25日に伝えたところによると、前田とセルティックによる契約延長交渉再開の可能性はあるとのこと。記事では「前田は契約の話し合いを再開する前に、2025/26シーズンにセンターフォワードでレギュラーが保証されることが必要だと、セルティックに対して伝えた」と綴られている。
ストライカ-であるFWアダム・イダがいる中で、スタメンでのコンスタントな出場機会を約束するよう求めたとみられるが、この選手サイドの要求に対するクラブの受け止めについて、『The Fitbaw Gospel』は「ジレンマに陥った」「前田と契約延長で合意するための難題になる」と報じている。
前田とセルティックの契約期間は2027年6月まで残っているが、同クラブのブレンダン・ロジャーズ監督は2025年3月の時点で「前田との契約延長を望んでいる」とコメント。主力選手として高く評価していることを強調していた。セルティック首脳陣が、レギュラー保証という選手サイドからの要求を受け入れるかどうかが、日本代表アタッカーの去就を左右するとみられる。