カルロス・アウグスト 写真:Getty Images

 アトレティコ・マドリード(スペイン1部)は現在開催されているクラブ・ワールドカップで(CWC)でグループステージ敗退。シアトル・サウンダーズ(アメリカ1部)とボタフォゴ(ブラジル1部)に勝利したものの、初戦の初戦のパリ・サンジェルマン(フランス1部)戦に大敗したのが響いた結果となった。

 そのアトレティコは今夏に左サイドバックの補強を標榜しており、過去に在籍していたミラン(イタリア1部)に所属するフランス代表DFテオ・エルナンデスの獲得を目指していたものの、最終的に見送り。複数選手への関心が取り沙汰されている。

 そのなかで、アトレティコはインテル(イタリア1部)に所属するブラジル代表DFカルロス・アウグストも注目している選手だという。この動きはアトレティコの前スポーツディレクターであるアンドレア・ベルタ氏が以前から注目していたことから、スカウト部門と戦略を共有しているようだ。

 その後、ベルタ氏はアーセナル(イングランド1部)の新スポーツディレクターに就任したが、そのリストは残されている模様。この背景からアーセナルもブラジル代表DFに関心を持っているが、インテルは少なくとも移籍金3000万ユーロ(約50億7000万円)以上を求めるという。

 ブラジル代表として2キャップを刻むアウグストは2023年夏にインテルへ加わると、今季は現在参戦してるCWCを含めて公式戦48試合で3ゴール7アシストを記録特に今季はイタリア代表DFフェデリコ・ディマルコがパフォーマンスを落としていた時期にその穴を見事に埋めたこともあり、インテルは同選手を放出する意向はないようだ。