元プロ野球選手で野球解説者の高木豊氏が24日、公式YouTubeチャンネル『高木豊 Takagi Yutaka』を更新。横浜DeNAベイスターズのトレバー・バウアーの中4日登板について語った。
■中4日登板「やめたほうがいい」
バウアーは22日の千葉ロッテマリーンズ戦に先発登板し、来日後最短となる2回途中7失点でKO。自身3連敗で、今季は4勝6敗、防御率3・88となった。
中4日登板が多いが、高木氏は「中4日、やめたほうがいい」とズバリ。1試合で120球近く投げることもあり「この暑さだとなかなか難しいと思うよ。中4日でいくんだったら、ある程度、球数制限したほうがいい。これは相当疲れると思う」と語る。
■キレがなく疲労感「足を引っ張っている」
「勝ちたいんだろう。それは闘争心として認める」としつつ、最近のピッチングを見ると「明らかにキレがないというか、疲労感があるというか」と指摘。120球投げるなら「中5日、6日でいいんじゃないの?」と提言する。
「バウアーの投げたい気持ちは買うけども、チームを勝たせないといけない。バウアーの力で中4日は、この暑さとか考えると苦しい。1人のわがままでチームが振り回されるっていうのはよくない。結果が出ないんだったら、形を変えたほうがいい。今の状態で中4日は、逆にDeNAの足を引っ張っている形になっている。中4日じゃなくて中6日だったら勝つと思う。そのほうが本人のためになると思う。本人にとってもいいよ絶対」と勧める。