
北海道コンサドーレ札幌所属FW原康介は高卒2年目ながらも、欧州方面から熱視線を浴びている模様。同世代の日本代表DF高井幸大が川崎フロンターレからトッテナム・ホットスパーへの移籍が決定的と報じられる中、早くも海外移籍の可能性が取りざたされている。
現在19歳の原は、名古屋高校3年時に第102回全国高等学校サッカー選手権大会に出場。ベスト8入りに貢献すると、2024年1月に大学進学の予定から一転して札幌への加入が内定した。
高卒1年目からJ1リーグ戦12試合の出場で2ゴールを挙げたほか、天皇杯での1ゴールをマークした原。2025シーズンはここまでJ2リーグ戦8試合の出場とレギュラー定着には至っていないが、6月21日の藤枝MYFC戦で今季2ゴール目を挙げるなど頭角を現している。
年代別代表でのプレー歴が無い原だが、同選手にはオランダメディア『huiskamerscout』のジャーナリストであり、日本サッカーに精通しているヘラルド氏が関心を寄せている。
ヘラルド氏は6月23日、Xで「J2から海外移籍の可能性がある選手」のひとりとして、原を紹介。「今のところ出場時間は多くないが、今季の札幌における稀有な選手のひとりだ」と評価した上で、「非常に才能がありながら過小評価されている。順調に成長している」と綴っている。
札幌でプレーする傍ら、早稲田大学の人間科学部eスクールで勉学に励んでいる原。海外移籍が期待されているだけに、同選手の今後に注目が集まりそうだ。