そして、こうした一連の騒動の渦中にありながらも、Cluelyは2025年6月21日、1,500万ドル(約22億円)の資金調達を成功させたと報告。
announcing @cluely‘s $15M fundraise, led by @a16z.
cheat on everything. pic.twitter.com/bACr8MpK2W
— Roy (@im_roy_lee) June 20, 2025
ある投資家は、Cluelyの推定企業評価額は1億2,000万ドル(約175億円)になったと考えています。
Cluelyは、自らのサービスを単なる「カンニングの支援」ではなく、「AIによる能力の底上げ」として位置づけています。
公開されているマニフェストでは、かつて電卓やスペルチェック、Google検索が「不正」と見なされていたことを引き合いに出し、「AIは新しい常識になる」と主張しています。
彼らはこうも言っています。
「私たちは世界の仕組みを再定義します。
AIモデルが数秒で実行できるのに、なぜ暗記したり、コードを書いたり、調査したりするのでしょうか?」
そして「皆がズルをすると、誰もズルをしなくなる」とも続けています。
果たしてこの主張は、現代社会に受け入れられるのでしょうか?
それとも倫理的問題として糾弾されるべきなのでしょうか?
「AIが私たちに力を与えるのか、それとも道を踏み外させるのか」
この問いの答えは、そう遠くないうちに明らかになるはずです。
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参考文献
Columbia student suspended over interview cheating tool raises $5.3M to ‘cheat on everything’
https://techcrunch.com/2025/04/21/columbia-student-suspended-over-interview-cheating-tool-raises-5-3m-to-cheat-on-everything/