堂安律 写真:Getty Images

 SCフライブルク所属の日本代表MF堂安律は、インフルエンサーの明松美玖氏と結婚。先日、日本国内で挙式を挙げた一方、2025年夏に移籍する可能性が再三にわたり報じられている状況。アイントラハト・フランクフルトをはじめ少なくとも5クラブが関心を寄せているという。

 堂安の去就を巡っては、4月からフランクフルト移籍の可能性が取りざたされている。ドイツメディア『アドラーニュース』は5月7日の時点で、「フランクフルトと選手側の合意は有効」と個人合意の可能性を伝えた一方で、「堂安は(フランクフルト加入よりも)プレミアリーグ移籍を望んでいる」と報じている。

 フランクフルトの他にも、ボルシア・ドルトムント、バイエルンが移籍先候補に挙がっている堂安だが、現地メディア『Merkur』が6月17日に伝えたところによると、選手本人は自身の去就について早期の決断を望んでいるという。

 また、ドイツ紙『ビルト』は23日、堂安の去就情報をアップデート。「堂安は妻とともに今後のキャリアについて決断を下さなければならない。このドリブラーは、夏にフライブルクを離れ、より大きなクラブへ移籍する可能性が高い」と報道。「彼は当初予想していたよりも長い期間、妻と相談している」と、決断まで時間をかけている現状もあわせて伝えている。

 そしてフランクフルト移籍の可能性については「まだ最終決定を待っている」とリポート。プレミアリーグやセリエA所属クラブからの関心もあるという。『アドラーニュース』の報道内容も踏まえると、同選手がプレミアリーグ所属クラブからオファーが届いた場合、フランクフルト移籍を拒否する可能性もあると考えられる。

 2024/25シーズンのブンデスリーガ31試合の出場で9ゴール7アシストと、キャリアハイの成績を残した堂安。家族の意向も踏まえた上で、決断を下すとみられるが、プレミアリーグ所属クラブからオファーが届くタイミングが、同選手の去就を左右することになりそうだ。