イランは24日未明(日本時間)、アメリカによるイラン核施設への攻撃への報復として、中東カタールのウデイド米空軍基地に対し、短距離および中距離弾道ミサイルによる攻撃を行いました。イランはこの攻撃が「破壊的かつ強力なもの」だと発表し、国際法違反への対抗措置だと主張しています。

しかし、アメリカ国防総省やカタール政府によると、人的被害はなく、ミサイルは迎撃されたとしています。事前にイランはアメリカやカタールに攻撃を通告していたとされ、この攻撃が抑制的で、象徴的な意味合いを持つと見ています。

トランプ大統領もSNSで「事前通告に感謝する。命が失われずに済んだ」と述べ、イランが対話の余地を残していることを評価しました。