
ファジアーノ岡山所属のブラジル人FWグレイソンには、大分トリニータへ移籍する模様。近日中に公式発表される見込みだと、ファン・サポーターの間で話題になっている。
現在28歳のグレイソンは、母国ブラジルやポルトガル、スペインの国内クラブ、それに韓国2部の慶南FCを経て、2024年に岡山へ完全移籍。加入1年目はJ2リーグ戦13試合の出場で3ゴールをマークも、左膝前十字靭帯断裂、左膝外側・内側半月板損傷という大怪我を負い、半年以上にわたり戦線離脱。2024シーズン中に復帰することはなかった。
2025シーズンはFWルカオの活躍が目立つ傍ら、J1リーグ戦3試合の出場にとどまっているグレイソンだが、岡山の公式サイトでは6月23日午後に「大分トリニータへ完全移籍」とリリースも、即座に削除。しかし、Jリーグの移籍情報を扱う『Jリーグ移籍チェッカー』を通じて情報は拡散され、両クラブのファン・サポーター等から様々な声が上がっている。
また、グレイソン本人や妻は23日時点で大分の公式インスタグラムアカウントをフォロー。このSNS情報をもとに、同クラブへの加入が決定的だという意見も沸き起こっている状況だ。
大分はJ2リーグ戦20試合を終えて8勝6分6敗。新戦力のFW有馬幸太郎が全試合出場で5ゴールを挙げているが、チーム全体のゴール数が「19」とリーグで4番目に低い数字となっているだけに、前線が補強ポイントだったとみられる。