
RBライプツィヒ所属のハンガリー代表DFヴィリ・オルバンが、6月21日に行われた明治安田J2リーグ第20節のRB大宮アルディージャ対サガン鳥栖を現地視察。RB大宮加入の噂が駆け巡るなど、同選手の去就に注目が集まっている。
現在32歳のオルバンは、身長186センチで右利きのセンターバック。2015年夏にカイザースラウテルンからライプツィヒへ完全移籍して以降、通算348試合出場33ゴール10アシストとライプツィヒのレジェンドとして活躍。2度のDFBポカール優勝を成し遂げており、2024/25シーズンもブンデスリーガ25試合の出場で5ゴールをマークしている。
2025年から大宮がレッドブル・グループ傘下クラブになったこともあり、オルバンは6月下旬に来日。NACK5スタジアム大宮でRB大宮戦を観戦したことをSNSで報告しているが、ライプツィヒの公式インスタグラムアカウントでもスタジアムのピッチサイドにいる同選手の姿がアップされている。
このSNS投稿をもとに、ネット上ではオルバンのRB大宮移籍を予想する声が上がっている。一方でドイツ『フースバル』は6月上旬、ライプツィヒがオルバンらベテラン5選手を放出する可能性があると報道。同選手の契約は2027年6月まで残っているものの、クラブがブンデスリーガ昇格後初めて次シーズンの欧州カップ戦出場権を逃したことにより、大幅なメンバーの入れ替えを検討しているという。
2024年のEURO(欧州選手権)をはじめ国際Aマッチでも58試合でプレーするなど、大舞台での経験が豊富なオルバン。ドイツ国内では現時点でRB大宮移籍の可能性は報じられていないが、大物選手のJリーグ参戦を期待する声は高まっている。