元読売ジャイアンツ(巨人)の篠塚和典氏が14日、 YouTubeチャンネル『髙橋尚成のHISAちゃん』に出演。巨人の吉川尚輝について語った。
■吉川は「まだ安定期に入ってない」
首位打者2回、ゴールデングラブ賞4回獲得するなど巨人の2塁手として活躍した篠塚氏。引退後は元木大介氏や仁志敏久氏などが2塁を守ってきた。
現在は主に吉川が2塁手を務めているが、篠塚氏は「彼もどのくらいやれるかどうか。まだ安定期には入ってない」と話す。
■今後は打撃に集中
守備については「いいと思うよ、そこそこ。まあ普通に守れればいいわけだから」と評した一方で、バッティングには物足りなさを感じているという。
「守備はやればやるほど自信もついてくるし。絶対に落ちるってことないから。2018年くらいからやってるでしょ? そういう意味ではいろんなことをも経験してる。守備に関してはバッティングみたいにスランプが続くわけじゃない」と言い、守備に自信がついたのなら打撃に集中するべきと助言する。
■ファンは「納得」「厳しすぎ」
「大雑把にやらないで、細かくやっていかないと。意識1つで変わるよ。打つのも守るのも。特に打つほうだよね。ちょっとした意識って、やっぱり細かく自分の中でやっていかないと」と篠塚氏。
「いい形を想像しちゃうとヒット幅が狭まってしまう。ピッチャーなんかもそうだけど、いいスイングはさせたくないでしょ。詰まらせるか、泳がせるかっていう感覚で多分投げてると思う。だから、それを打つ練習をしないと」と今後の練習法も伝えた。
コメント欄には「仁志時代から見てるから吉川打撃物足りないのは納得」「吉川選手はバッティング強化、は全く同感ですね」、一方で「今の吉川のバッティングが足りないとか厳しすぎだろ」との声が寄せられている。
■篠塚氏が語る歴代2塁手
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(文/Sirabee 編集部・荒井どんぐり)