6月22日に投開票が行われた東京都議会議員選挙で、地域政党「都民ファーストの会」が31議席を獲得し、第1党に返り咲きました。小池百合子都知事の人気が追い風となった形です。
自民大敗、都民ファ第1党奪還 立民、選挙前勢力上回る 維新は全員落選確実OgmjXX2WUK
任期満了に伴う東京都議選は、投開票された。東京都の小池百合子知事が特別顧問を務める地域政党「都民ファーストの会」が、自民党から第1党の座を奪還した。
— 産経ニュース (@Sankei_news) June 22, 2025
一方、自民党は21議席と過去最低の結果に終わり、これまでの第1党の座を明け渡しました。無所属候補を含めても巻き返すことはできませんでした。
自民、都議選で歴史的大敗 過去最低の23議席を割り込む情勢 RyKIqmcwcv
— 毎日新聞ニュース (@mainichijpnews) June 22, 2025
公明党は現職3人が落選し、19議席となりましたが、都民ファースト、自民、公明の3党で都議会の過半数は維持しています。
公明党の衰退も著しい。2021年まで8回の都議選で候補者全員当選を連続で果たしてきたが遂に途絶えた。しかも現有議席23に公認を22人と“絞った”にも関わらず、である。大田区では2人が共倒れし、新宿区でも立憲に競り負けた。支持者の高齢化による衰退は覆い難い WVKuviRC6
— 門田隆将 (@KadotaRyusho) June 22, 2025
立憲民主党は議席を17に伸ばした一方、共産党は14議席に減少しました。初めて議席を得たのは、国民民主党(9議席)と参政党(3議席)です。特に国民民主は18人を擁立し、「手取り増加」などの公約が支持を集めました。
都議選、まだ全部開いてないけど自民・公明・共産という今までの勢力が議席を減らしたのは大きい。都ファも結果的第一党とはいえ勝ったかは微妙。どの政党かではなく、今までとは違う方向を求めているんだと思う。参院選もこの流れは続くだろう。CNb90cqmBR pic.twitter.com/YMvfBTZmIA
— 荒川和久/独身研究家/コラムニスト (@wildriverpeace) June 22, 2025