町田浩樹 写真:Getty Images

 鹿島アントラーズ出身の日本代表DF町田浩樹には、ベルギー1部ユニオンSG退団の可能性が浮上。すでにブンデスリーガ所属ホッフェンハイムからの関心が報じられているが、欧州複数クラブによる争奪戦の可能性があるとみられる。

 エージェント会社を『CAA STELLAR』へ変更するなど、移籍に向けての動いている町田。すでにFW上田綺世擁するオランダ1部フェイエノールトや、ホッフェンハイムなどブンデスリーガ複数クラブからの関心が取りざたされているが、トルコ方面からも熱視線を送られているとのことだ。

 トルコ『Takvim』は22日に「ガラタサライが町田の獲得オファーを準備」とリポート。スカウト陣による視察報告をもとに、クラブ首脳陣が日本代表センターバックへの関心を強めているとみられるが、移籍金などオファーの内容には触れられていない。

 一方でドイツ紙『キッカー』はホッフェンハイム移籍の可能性について「交渉は進行中」と報道。移籍金は鹿島からユニオンSGへ移籍した時の10倍以上である1100万ユーロ(約18億5,000万円)にのぼると伝えている。

 町田がベルギー国外クラブへ完全移籍するとなれば、古巣の鹿島には連帯貢献金が支払われる。ドイツの移籍専門サイト『トランスファーマルクト』によると、鹿島の受け取る連帯貢献金は移籍金の5%であるとのこと。移籍金が1100万ユーロである場合、連帯貢献金は55万ユーロ(約9,200万円)にのぼる。