ジュビロ磐田 写真:Getty Images

 ブラジル人FWマテウス・ペイショットには、2025年夏の移籍ウィンドウでジュビロ磐田退団の可能性が浮上。母国クラブからの関心が報じられている。

 現在29歳のペイショットは、2023年12月にウクライナ1部メタリストから磐田へ完全移籍。来日1年目の2024シーズンはJ1リーグ戦36試合の出場で7ゴールと結果を残すと、2025シーズンはここまでJ2リーグ戦20試合の出場で8ゴール2アシストを挙げている。

 磐田がJ1昇格を目指す上で攻撃陣の中心選手として必要不可欠な存在であるペイショットだが、ブラジル人ジャーナリストのヒアン氏が6月22日に伝えたところによると、同国1部ECジュベントゥージがペイショットの獲得を検討している模様。ジュベントゥージはリーグ戦11試合を終えて19位に沈んでおり、チーム全体のゴール数は「8」とリーグで2番目に少ない。それだけに、2025夏の移籍ウィンドウでは攻撃陣の強化を優先事項に掲げているものとみられる。

 ジュベントゥージがペイショットの獲得に向けて用意している移籍金額は不明だが、ブラジルメディア『iG Esporte』によると、磐田は同選手の獲得で移籍金60万ドル(当時約8900万円)を支払ったとのこと。『ge』は、クルゼイロが連帯貢献金として磐田から1万4000レアル(約37万円)を受け取ったと報じている。

 なお、磐田はオランダ1部NACブレダからベルギー人DFヤン・ファン・デン・ベルフを、タイ1部ムアントン・ユナイテッドFCからタイ代表FWポラメート・アヴィライを獲得。スパルタ・ロッテルダムで日本代表MF三戸舜介のチームメイトであるノルウェー人FWトビアス・ローリッセンへの関心も報じられている。