
ブンデスリーガーのバイエルン・ミュンヘンが、プレミアリーグのブライトン・アンド・ホーブ・アルビオンに所属する日本代表FW三笘薫の獲得に向けて動いているようだ。かねてより関心を寄せていたアーセナルをリードしているとの見方がある。
かつて同リーグのマンチェスター・ユナイテッドやEFLチャンピオンシップのブラックバーン・ローバーズでチーフスカウトを務めたミック・ブラウン氏は、イングランドメディア『Football Insider』に対し、三笘がバイエルンの補強リストに入っていると語ったことが6月22日に報じられた。
バイエルンは今夏の移籍市場で新たなウイングの獲得を狙っており、ブンデスリーガのライバルであるバイエル・レバークーゼンからプレミアリーグのリバプールに移籍したMFフロリアン・ビルツの獲得に失敗したことから、プレミアリーグのクリスタル・パレスに所属するMFエベレチ・エゼやリバプールのFWコーディ・ガクポらと並び、三笘を候補に挙げているという。
同報道によるとブラウン氏は、バイエルンが三笘に対して先発起用の可能性を提示できることを強みとし、アーセナルよりも有利な立場にあると述べた。また、三笘自身もブンデスリーガでのプレーを前向きに捉えているとみられている。
アーセナルも三笘の動向を追っており、ブライトンが放出を許可すれば獲得に乗り出す構えだが、最終的にはバイエルンが移籍先となる可能性が高いとの見方が広がっている。
バイエルンは現在、MFマイケル・オリーセが右サイドで高評価を受けており、左サイドの新戦力として三笘が加われば、両サイドの攻撃の厚みが増し、相手チームに脅威を与えるのは間違いない。