マルコ・カルネセッキ 写真:Getty Images

 マンチェスター・ユナイテッド(イングランド1部)は今季のプレミアリーグで15位フィニッシュ。シーズン途中にエリック・テン・ハグ前監督を解任して、ルベン・アモリム監督を招へいしたが、最後まで立て直すことはできなかった。

 移籍市場に精通するイタリア人ジャーナリストのジャンルカ・ディ・マルツィオ氏によれば、ユナイテッドの首脳陣はカメルーン代表GKアンドレ・オナナがスーパーセーブを連発する一方で、ミスも多々あることから今夏に新守護神獲得を検討しているという。

 そのターゲットしてユナイテッドはアタランタ(イタリア1部)でプレーするイタリア代表GKマルコ・カルネセッキ(23)をリストアップしている模様。ユナイテッドは同選手の代理人と移籍の可能性についてコンタクトを取ったようだ。

 アタランタ下部組織出身のカルネセッキは、複数クラブへのレンタル移籍を経験して2023年夏にアタランタへ復帰。優れたシュートストップ技術とアグレッシブな飛び出し、守備範囲の広さを武器に今季はセリエA34試合に出場して13回のクリーンシートを達成した。

 ただ、ユナイテッドはカルネセッキの獲得に向けてまだアタランタとは接触しておらず、移籍実現には相当な移籍金が必要になるとみられている。オナナには日本代表MF南野拓実が在籍するモナコ(フランス1部)からの関心も取り沙汰されているなかで、ユナイテッドは新たな守護神を迎え入れることはできるのだろうか。