ニコラス・ジャクソン 写真:Getty Images

 今季のセリエAで指揮官交代などがありながらも4位フィニッシュを果たしたユベントス(イタリア1部)は、現在アメリカで開催されているクラブワールドカップに参戦中。初戦のアル・アイン(UAE1部)戦では5-0の完勝を収めた。

 イタリア『スカイ』によれば、今冬にパリ・サンジェルマン(PSG/フランス1部)からレンタルで加わり、即フィットしたフランス代表FWランダル・コロ・ムアニの去就が不透明となっているユベントスはストライカー補強を模索しており、チェルシー(イングランド1部)に所属するセネガル代表FWニコラス・ジャクソン(24)の獲得に興味を持っているという。

 ビジャレアル(スペイン1部)からチェルシーに加わったジャクソンは初年度からプレミアリーグで二桁ゴールを達成すると、今季もプレミアリーグ30試合で10ゴール5アシストを記録。しかし、第36節のニューカッスル・ユナイテッド戦の1発レッドカードで来季開幕戦は出場できない。

 そのなかで、クラブWカップにチェルシーのメンバーとして参戦しているジャクソンだが、グループステージ2戦のフラメンゴ(ブラジル1部)戦でも途中出場からわずか4分後に1発レッドカードを受けてしまっていた。

 現時点でジャクソンにはプレミアリーグの3クラブと、サウジアラビアのクラブ、ナポリ(イタリア1部)も関心を示している模様。しかし、チェルシーは少なくとも最前線にストライカーを2人配置したいと考えており、2033年夏まで契約を結んでいる同選手は売却対象ではないと考えているようだ。