
スコットランドメディア『Scottish Sun』によると、スコティッシュ・プレミアシップのセルティックが、J1の川崎フロンターレに所属するFW山田新の今夏の獲得に関心を示しているという。
セルティックは来2025/26シーズンに向けて攻撃陣の強化を狙っており、これまでに数回にわたって25歳の山田を視察したようだ。2024年シーズンに全コンペティションで20ゴールを挙げた山田は、今2025シーズンもここまで6ゴールを記録しており、移籍金は約150万ポンド(約3億円)と予想されている。
過去に多数の日本人選手を獲得してきたセルティックは、川崎との契約が2027年1月末までとなっている山田にも関心を寄せており、再びJリーグに目を向けているようだ。
現在、セルティックのストライカー陣には日本代表FW前田大然とFWアダム・イダーがいる。しかし、クラブのブレンダン・ロジャーズ監督は、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)と国内リーグの両方でより強力な布陣を築くため、前線の層を厚くすることを望んでおり、山田が有力な補強候補と見なされている。
山田は5月に川崎をAFCチャンピオンズリーグエリートの決勝に導く活躍を見せており、その実力はセルティックの先発争いにおいても前田やイダーに十分に挑戦できるレベルにあると同クラブに認められたようだ。
山田の加入はセルティックにとって有益だと伝えられているが、ロジャーズ監督はまだ最終的な判断を下しておらず、今後数週間のうちに他のストライカー候補が浮上する可能性もあるようだ。