イリア・ザバルニー 写真:Getty Images

 パリ・サンジェルマン(PSG/フランス1部)は、今季のチャンピオンズリーグ(CL)を制覇。現在開催されているクラブ・ワールドカップ(CWC)にも参戦しているが、グループステージ第2戦のボタフォゴ(ブラジル1部)戦ではまさかの金星を献上してしまった。

 フランス『フット・メルカート』によれば、今夏にセンターバックの補強として最優先ターゲトにしているボーンマス(イングランド1部)のウクライナ代表DFイリア・ザバルニー(22)の獲得に近づいている模様。すでに選手本とは2030年夏までの契約で個人合意しているようだ。

 また、PSGはボーンマスと移籍金6000万ユーロ(約100億9000万円)前後でクラブ間合意する見込み。ブラジル代表DFマルキーニョスやエクアドル代表DFウィリアム・パチョ、ブラジル代表DFルーカス・ベラルドと強力な守備陣を形成するようだ。

 22歳ながらウクライナ代表として45キャップを刻むザバルニーは母国のディナモ・キエフでプロキャリアをスタートさせると、2023年1月にボーンマス入り。対人守備の強さや、ビルドアップ能力の高さを武器に今季はプレミアリーグ36試合に出場していた。

 なお、ボーンマスは今夏の移籍市場でスペイン代表DFディーン・ハイセンをレアル・マドリード(スペイン1部)に売却。そのほか、ハンガリー代表DFミロシュ・ケルケズもリバプール(イングランド1部)への移籍が決定的な状況だと報じられており、草刈場となっている。