ジェイドン・サンチョ 写真:Getty Images

 今季のセリエAで指揮官交代などがありながらも4位フィニッシュを果たしたユベントス(イタリア1部)は、現在アメリカで開催されているクラブワールドカップに参戦中。初戦のアル・アイン(UAE1部)戦では5-0の完勝を収めた。

 そのユベントスは来季に向けてマンチェスター・ユナイテッド(イングランド1部)に所属するイングランド代表FWジェイドン・サンチョの獲得に向けての調査をしていると、イギリス『スカイ・スポーツ』が報じた。

 そのサンチョは2017年夏に加入したボルシア・ドルトムント(ドイツ1部)でブレイクすると、2021年夏にユナイテッドへ完全移籍。その後、エリック・テン・ハグ前監督と衝突して構想外になると、今季はチェルシー(イングランド1部)にレンタルで加わり、クラブのカンファレンスリーグ(ECL)優勝に貢献した。

 チェルシーが買取を見送ったことから今夏にユナイテッドへ復帰したサンチョだが、今夏も新天地を求めるとの見方が強まっている。そして、現在はユベントスの他にナポリ(イタリア1部)も興味を持っており、選手本人も移籍に向けて減俸を受け入れる予定だという。

 なお、ユナイテッドはサンチョとの現行契約が残り1年となっていることから再びレンタルで出すよりも、完全移籍での売却を希望しており、評価額は2500万ポンド(約49億1000万円)考えている模様。ユナイテッドでは高額な移籍金に見合った活躍を披露できなかったサンチョだが、どのような結末が待ち受けているのだろうか。