TOKIO・国分太一がレギュラー出演する人気番組『ザ!鉄腕!DASH!!』(日本テレビ系)の降板決定をめぐり、同局・福田博之社長が、20日13時より緊急の記者会見を開いた。
SNSでは、福田社長の対応と記者の態度、双方に賛否が集まっている。
■『鉄腕DASH』降板を発表
国分は同日あさ、過去にコンプライアンス上の問題行為が複数あったことが報じられ、日テレは『鉄腕DASH』の降板を正式に発表。
降板理由は「過去にコンプライアンス上の問題行為が複数あったことを確認いたしました」などとし、13時からはこれについて臨時の囲み会見を行い、ネット上でも時差中継された。
また会見後には、株式会社TOKIOとSTARTO ENTERTAINMENTが、本日付けで、国分の無期限の活動休止期間に入ることも発表している。
■「プライバシー保護」で回答できず
会見では“問題行為”について、福田社長は『鉄腕DASH』との関連や反社会的勢力との関連を否定したほか、「刑事告訴は考えていない」「(刑事告訴の)事案ではない」などと説明した。
一方で、時期や内容、被害者の有無といった詳細については、「プライバシーを優先し」「プライバシー保護の観点から申し上げられない」などとコメント。
同様の発言は会見内で何度も繰り返し、“プライバシー”を理由に多くを明かせないという結果に終わった。
■記者からは怒号も
すると、フリーをはじめとした多くの記者がこれを問題視し、「納得できません」「話にならない」などと怒号が飛び交う。
「どういう事案かは(プライバシー保護と)関係ないのでは?」との意見も上がったが、福田社長は「関係する可能性がある」と回答。
SNSにも、「『お答えできません』ばかりなら記者集めてまで会見する必要ある?」「この会見は必要なの? 全部『言えません』って」「何も言えないなら会見とかやるなよ」「フジより酷い」など、厳しい声が上がった。
■質問内容にも批判集まる
しかし一方では、記者に対する苦言も少なくなかった。一部の記者は、プライバシーを理由に答えられないという福田社長を執拗に詰問し、なんとか口を割らせようとしつこく食い下がる者も。
また、「スタッフに対する暴行ではないかとも言われている」など、ネットの憶測を基にした質問をする記者も複数みられた。
SNSには、「『詳細については言及できない』っていってるのに記者が事案のことばっか聞くから無意味な会見になってるだけで、中身のない会見にしてるのは記者」「DASH降板の件で会見してるんだよね? 国分さんのコンプラ内容を話す為の会見じゃないでしょ? 詰めてる記者いつもの奴?」「何でこんなに高圧的なんだろう」と批判が相次ぐなど物議を醸している。
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(文/Sirabee 編集部・玉山諒太)