オリー・ワトキンス(左)マルク・グエイ(右)写真:Getty Images

 リバプールは今季から指揮するアルネ・スロット新監督のもとで5年ぶりにプレミアリーグを制覇。来季に向けて攻守の要であったエジプト代表モハメド・サラーと、オランダ代表DFフィルジル・ファン・ダイクとの契約延長に成功している。

 加えて、クラブ史上最高額でバイエル・レバークーゼン(ドイツ1部)からドイツ代表MFフロリアン・ビルツの獲得に迫っているなかで、イギリス『デイリー・メール』によれば、リバプールはクリスタル・パレス(イングランド1部)に所属するイングランド代表DFマルク・グエイの獲得に興味を持っているという。

 リバプールはイングランド人DFジャレル・クアンサーがレバークーゼンへの移籍が近いとされていることから、その後釜だと考えている模様。さらに、来夏に契約満了を迎えるフランス代表DFイブラヒマ・コナテの去就も不透明となっていることから守備強化を目標に掲げているようだ。

 チェルシー(イングランド1部)下部組織出身のグエイは2021年夏にパレスへ完全移籍。ビルドアップ能力の高さと高いリーダーシップを武器に今季もプレミアリーグ34試合に出場して3ゴール2アシストを記録し、FAカップ優勝にも大きく貢献した。

 そのグエイはパレスと来夏に契約満了を迎える。昨夏にはニューカッスル・ユナイテッド(イングランド1部)がイングランド代表DFの獲得に向けて複数回オファーを提示していたが、パレスは移籍金6500万ポンド(約127億1000万円)のオファーを求めていたことから実現することはなかった。