週刊文春が「国民民主党公認候補・足立康史は創価学会員だった…本人は「京都大学学生部の中心者だったことは事実」という記事を掲載した(見出しは電子版)。

メジャーな週刊誌が、候補者の宗教について本人の意思に反して公表することは極めて異例であり、足立氏がインタビューを受けた時に文春記者に聞いたように、「ほかの」立候補予定者すべてに同じ質問をされているならいいですが」というのはもっともなことである。特定の宗教についてのみ、それを問題があるかのごとき質問をするのは不適切だろう。

玉木代表と足立康史候補 同候補Xより

さらに、本誌では小見出しで『”永田町の暴言王”は創価学会員』と書くに至っては、あたかも足立氏が「暴言王」であることがその宗教に起因しているかのごとき印象操作だ。

事実関係については、足立氏が自らYouTubeで説明しているが、だいたいこういう趣旨だ。

足立氏の実家が創価学会員であるのは近所の人はよく知っているし、母親は公明党の応援にも加わっている。自分も創価学会員であったし京都大学生のときに「中心者」(組織の役職を務めていたという意味か)だったのは事実。