水沼宏太 写真:Getty Images

 2025年1月にJ1の横浜F・マリノスから、Aリーグメンのニューカッスル・ジェッツに昨2024/25シーズン終了までの短期契約で加入したMF水沼宏太が、クラブとの契約を今2025/26シーズン終了まで延長したことが6月12日に発表された。水沼は昨シーズンのAリーグメンの12試合に出場し2ゴール4アシストを記録し、シーズン終盤には現地ファンの間で人気選手となり、その存在感を強く印象づけた。

 クラブの新指揮官に5月に就任したマーク・ミリガン監督は、最初に再契約を決めた選手として水沼を選出。同監督はAリーグの公式サイトで、その判断について以下のように語っている。

 「私自身にとっても、クラブにとっても、水沼のような経験豊富な選手を迎えることは非常に重要でした。外から見ても、彼が短期間でピッチ内外に大きな影響を与え、すぐにファンの支持を集めたことは明らかでした」

 「水沼はプレーヤーとしての貢献はもちろん、人間としても重要な役割を担ってくれるはずです。彼の自然なリーダーシップは、周囲の若手選手たちにとっても大きな成長の支えとなるでしょう」

 ちなみにミリガン監督は選手時代に2010年から2012年までJ2のジェフユナイテッド千葉でもプレー経験がある。

 また、同サイトでは水沼本人の移籍に際してのコメントも紹介している。

 「今シーズンもジェッツでプレーできることをうれしく思います。ニューカッスルでの時間はとても楽しく、これからのシーズンが楽しみです。チームのために全力を尽くすので、ファンの皆さんもスタジアムに足を運んで、一緒に素晴らしいシーズンにしましょう」