モハメド・クドゥス 写真:Getty Images

 チェルシー(イングランド1部)は、エンツォ・マレスカ監督のもとで今季のカンファレンスリーグ(ECL)を制覇。プレミアリーグでも4位フィニッシュを果たし、来季のチャンピオンズリーグ(CL)出場権を獲得した。

 現在はクラブワールドカップに参戦しているチェルシーは右利きの左ウイング獲得に意欲を示しており、ボルシア・ドルトムント(ドイツ1部)のU-21イングランド代表FWジェイミー・ギッテンスの獲得を標榜しており、すでに個人合意済み。しかし、チェルシーが提示した1度目のオファーはドルトムントに拒否されたとみられている。

 今夏にイングランド代表FWジェイドン・サンチョの獲得を見送ったチェルシーは、代替案を探しており、ウェストハム・ユナイテッド(イングランド1部)でプレーするガーナ代表MFモハメド・クドゥスをリストアップしているという。

 最初のアプローチは失敗したチェルシーはクドゥス陣営と協議を続けているが、まだ正式オファーを提示していない模様。同選手には7月最初の10日間で有効な8500万ポンド(約166億1000万円)の契約解除金が存在しているという。

 今季のプレミアリーグ32試合で5ゴール3アシストを記録したクドゥスには、マンチェスター・ユナイテッド(イングランド1部)や、ニューカッスル・ユナイテッド(同1部)などが目を光らせている模様。本命ターゲットよりも、高い移籍金が必要となるクドゥスだが、チェルシーはどのような動きを見せるのだろうか。