
FIFAクラブワールドカップ2025でグループ突破を目指すJ1の浦和レッズは、6月22日に行われる次戦でセリエAのインテルと対戦する。そのインテルの主力フォワードが負傷したようだ。
イタリアの『スカイスポーツ』が19日に伝えたところによると、インテルに所属するフランス代表のFWマルクス・テュラムは、1-1で引き分けた18日のインテル対メキシコ1部のモンテレイとの試合中にハムストリングの負傷を抱え、次の浦和戦での出場が困難な状況となったようだ。インテルはDFデンゼル・ダンフリースも筋肉系の問題が発生し、同試合を欠場しており、さらなる痛手を負った形だ。
テュラムはこの試合で58分から交代で途中出場していたが、その後にハムストリングを負傷。屈筋疲労による影響とされ、コンディションの問題が再燃した形となる。同選手は2024/25シーズンを通して度重なる負傷に悩まされてきており、その影響がクラブW杯にも及んでいる形だ。
インテルはこのままテュラムが不在となれば、エースのアルゼンチン代表のFWラウタロ・マルティネスのパートナー候補はFWセバスティアーノ・エスポージトとFWフランチェスコ・ピーオ・エスポージトのエスポージト兄弟に限られることになる。この事態は、インテルのすでに手薄な前線の選択肢をさらに弱体化させることになると見られている。
インテルはモンテレイ戦を引き分けで終えていることから、浦和戦は勝利が求められる状況での戦いとなっている。浦和としては18日に行われた初戦のアルゼンチン1部のリーベル・プレート戦を1-3で落としており、このアドバンテージを生かせるかが焦点となりそうだ。