
バルセロナ(スペイン1部)はハンジ・フリック監督のもとで、ラ・リーガとコパ・デル・レイを制覇。現在は左ウイングの補強を目指しているとされており、アスレティック・ビルバオ(スペイン1部)でプレーするスペイン代表FWニコ・ウィリアムズの獲得を目指しているとされている。
昨夏にもニコの獲得を目指したものの、財政難を抱えているバルセロナは選手登録問題などで最終的に移籍は実現せず。そのなかで、移籍市場に精通するイタリア人ジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏によれば、バルセロナはニコと個人合意に達したという。
バルセロナはニコの獲得に向けて2031年夏までの6年契約を結ぶ予定だという。また、年俸は700万ユーロ〜800万ユーロ(約11億6000万円〜約13億3000万円)の見込みとなっており、バルセロナは現在同選手に設定されている6200万ユーロ(約103億3000万円)の契約解除金を支払うためにビルバオとのクラブ間交渉を進めており、財政状況の調整を行っているようだ。
ガーナ代表FWイニャキ・ウィリアムズを兄に持つニコは兄同様に抜群のスピードを生かしたドリブル突破を武器に背番号を10に変更した今季もここまでラ・リーガ29試合に出場して5ゴール5アシストを記録。スペイン代表でもレギュラーに君臨している。
なお、そのニコにはアーセナル(イングランド1部)やバイエルン・ミュンヘン(ドイツ1部)からの関心も浮上。しかし、代表チームで両翼を形成するスペイン代表FWラミン・ヤマルが在籍するバルセロナへの移籍を優先していると報じられている。