18日放送のNHK連続テレビ小説『あんぱん』で、嵩(北村匠海)の友人・岩男(濱尾ノリタカ)が銃撃されるという展開に視聴者は衝撃。その一方で、「やっぱり…」との声が上がっている。
■リンに別れを告げた岩男が…
隊で雑用に使っている地元の少年、リン・シュエリャン(渋谷そらじ)がどういうわけか自分に懐いているという岩男。
しかし戦況が悪化し、駐屯地への補給路が絶たれて食料が尽きる中で岩男はリンに「お前は便衣(スパイ)だと疑われている」と言って別れを告げる。
「再会(中国語で“また会おう”というニュアンスの“さようなら”)」と言い、リンを抱きしめる岩男にリンは「再会…イワオサン」と応えるがその直後、表情が一変。辺りに響いた銃声に嵩たちが駆けつけると撃たれて倒れた岩男の姿があった。
■衝撃の一方で「やっぱり…」の声
この展開に視聴者は「最後、まさかの展開で涙ひいた…ぅえ?!? 岩男ぉぉぉ、、、、、」「マジかよ。えぇー!!! て叫んじゃったよ」と衝撃を受け、「岩男さん、生きて帰ってほしいです」と祈る人も。
そんな中、「やっぱり仇討ちだったか…」「だからリンなのかぁ」と納得する声が…。
じつは嵩のモデルであるやなせたかし氏の著書には『チリンのすず』(フレーベル館)という絵本があるが、その内容は「母を殺された子ひつじのチリンが強くなるために母の仇である狼のウォーに弟子入りし、成長して復讐を果たす」というものだ。
■岩男とリンは…
この内容がリンと岩男に結びついた人は少なくなかったようで、リンが初めて登場した16日の放送後には「まって、もしかしてなんだけどリンがチリンで、いわおくんがウォーなの? そんなことある?? それはやめてくれ」「岩男ってまさかiwao、ウォーってこと…?」との考察が上がっていた。
また、NHKは16日にEテレでアニメ『チリンの鈴』を25日に放送すると発表。
そんな中で起こった今回の展開に視聴者からは「やっぱりチリンのリンだったのか」「チリンの鈴のまんまじゃん……ええええええ」「ほんとに『チリンのすず』やってしまった…」と結びついた人も。
■「そっち?」「伏線がすごい」
なお、同ドラマの登場人物名は“羽多子=バタコさん”“うさ子=ウサこ”などとアニメ『アンパンマン』の登場人物を想起させ、岩男も“いわおとこ”であると捉えられてきた。
現時点では岩男がリンにとっての仇なのか明らかになっていないが、同ドラマの初回放送から登場している岩男について「岩男っていわおとこじゃないの。そっち?」「え? チリンの鈴ベースだったら岩男君の名前は最初からチリンの鈴をベースにするためにつけたの? 岩男くんはこの物語をするために作ったの? 伏線がすごいね」と視聴者のあいだで憶測が広がっている。
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(文/Sirabee 編集部・今井のか)