ビクトル・ギェケレシュ 写真:Getty Images

 ポルトガル1部のスポルティングCPに所属するスウェーデン代表FWビクトル・ギェケレシュが、今夏の移籍市場で注目を集めている。

 UKメディア『football.london』がポルトガルメディア『A Bola』の報道を引用する形で6月18日に伝えたところによると、ギェケレシュはUEFAチャンピオンズリーグ(CL)出場クラブを優先しており、第一希望はプレミアリーグのアーセナル、次がセリエAのユべントスだと伝えた。

 しかし、ギェケレシュの現所属クラブであるスポルティングは、契約解除金に満たないオファーには応じない姿勢を貫いている。

 同報道によれば、アーセナルは移籍金として4700万ポンド(約92億円)に加え、追加ボーナスで850万ポンド(約16億5,723万円)を提示したが、スポルティングはこれを拒否。契約解除金8500万ポンド(約165億7,230万円)に達しない限り、同選手を手放さない方針と伝えられている。

 さらに、プレミアリーグのリバプールやマンチェスター・シティの関心も歓迎すると報じられており、同リーグのマンチェスター・ユナイテッドはCLの出場権がないことから、優先順位が低い位置にあるようだ。

 そのほか、ラ・リーガのレアル・マドリードやバルセロナ、リーグ・アンのパリ・サンジェルマン(PSG)、ブンデスリーガのバイエルン・ミュンヘンも移籍先候補に含まれているとのこと。

 しかし、ギェケレシュは以前イングランド2部のコべントリー・シティ(2021-2023)やプレミアリーグのブライトン・アンド・ホーブ・アルビオン(2018-2021)に在籍しており、今夏のプレミアリーグ復帰を望んでいるとのことだ。