
アトレティコ・マドリード(スペイン1部)は15日に行われたクラブワールドカップ(CWC)グループステージ初戦で今季のチャンピオンズリーグ(CL)を制したパリ・サンジェルマン(PSG/フランス1部)と対戦。しかし、0−4の完敗を喫した。
アトレティコは今夏に左サイドバックの補強にプライオリティ置いているとされており、ミラン(イタリア1部)でプレーするフランス代表DFテオ・エルナンデスの獲得に動いていたが、最終的に見送り。現在はリバプール(イングランド1部)でプレーするスコットランド代表DFアンドリュー・ロバートソンに関心を示しているとされている。
そのなかで、スペイン『Fichajes』によれば、モザンビーク代表DFヘイニウド・マンダーバの退団が迫っていることから左サイドバックの即戦力が急務となっているアトレティコは、アーセナル(イングランド1部)でプレーするウクライナ代表DFオレクサンドル・ジンチェンコの獲得に興味を持っているという。
ディエゴ・シメオネ監督が獲得を求めるプレミアリーグとチャンピオンズリーグ(CL)での豊富な経験、ビルドアップに優れた足元の技術、4バックにも可変システムにも対応できる戦術的柔軟性をジンチェンコが備えていると考えているようだ。
また、アトレティコはアーセナルとのクラブ間交渉を正式にはスタートさせていないものの、ウクライナ代表DF陣営と初期接触を行ったとのこと。同選手はアーセナルで出場機会が限定されていることからアトレティコ移籍に前向きだという。