
浦和レッズは6月18日開催のFIFAクラブワールドカップ・グループステージ初戦で、リーベル・プレートに1-3で敗北。スタメン出場したDFマリウス・ホイブラーテンのとある振る舞いが、海外で話題になっている。
米メディア『CNN』は試合中に「浦和のホイブラーテンは試合前、ピッチに入場した際に珍しいシーンで主役を演じた」とリポート。ピッチ中央で整列し、両チームの選手が握手を交わすシーンで、対戦相手と握手を交わさなかった同選手の姿に注目した上で、「これはリーベル・プレートの選手たちにとって異常だった。彼らは目の前を通り過ぎるノルウェー人選手をじっと見つめるしかなかった」と綴っている。
また、ホイブラーテンのプレーについては「試合前の態度は期待された効果をもたらさなかった。ヘディングを試みた際にミスを犯し、FWセバスティアン・ドリウッシのゴールを許した」と、2失点目のシーンについて指摘している。
浦和は12分にFWファクンド・コリーディオのゴールで先制を許すと、48分にはドリウッシに追加点を奪われる。その後はFW松尾佑介がPKから1点を返すも、73分に再び失点。南米の強豪クラブ相手に地力の差を見せつけられた。
当然ながら、DFダニーロ・ボザとのセンターバックコンビでフル出場したホイブラーテンにとっても厳しい結果に。試合前の振る舞いにどのような意図があったのか気になるところだ。