日本代表FW古橋亨梧は、6月15日の明治安田J1リーグ第20節・ヴィッセル神戸対名古屋グランパスをノエビアスタジアム神戸で観戦。スタッド・レンヌ退団の可能性が取りざたされる中、欧州系のジャーナリストが同選手の去就を占っている。
スコットランド1部セルティックへの復帰、ブンデスリーガ所属クラブやボーンマスからの関心が報じられている古橋だが、フランス『フット1』は6月15日に「プレシーズン期間での様子を見てから将来を決める」と、去就決断のタイミングが遅れる可能性を指摘していた。一方、古橋本人はノエビアスタジアム神戸で古巣のサポーターに挨拶した際、2025/26シーズンに向けての意気込みこそ語ったものの、自身の去就には言及していない。
そんな中、スイスにルーツを持ち、日本で活動しているジャーナリストのリオネル氏は名古屋戦後、スタジアムで背中に「KYOGO 7」と書かれたレンヌのユニフォームを持つ神戸サポーターの姿をアップした上で、「古橋がレンヌでほとんど出場機会がなかったにもかかわらず、神戸サポーターの中には彼の背番号7のユニフォームを購入した人もいた」と伝えている。
その上で、古橋の去就について「おそらくこの夏に退団する」と予想した上で、「プレミアリーグ移籍か、神戸復帰か」とリポート。以前から報じられているプレミアリーグ挑戦にくわえて、古巣復帰の可能性にも触れているが、現時点では「まだ決まっていない」という。
なお、古橋とレンヌとの契約期間は2027年6月まで。レンヌはセルティックから同選手を獲得した際、移籍金として1200万ユーロ（約19億5,000万円）を支払ったとみられるだけに、レンヌが相応の移籍金を求める可能性は排除できない。また、古橋がレンヌ移籍後も肩のコンディションで問題を抱えている可能性が一部で指摘されているだけに、残留に落ち着くことも考えられる。
