右舷の熊倉さんは追い食いを待ってバラしては元も子もないと慎重に取り込む。イサキの強烈な引きで確実にフッキングしていても、テンションが緩んだ取り込み時の一瞬に逃がすことが何度かあった。一連の流れが大事だが、魚が重いだけにタモ入れで大事に取り込むことをお勧めしたい。

40cm級頭にイサキ絶好調
食いが遠のいたら誘いを掛けて食い気を起こす。このとき、サオをあおるのではなく、ロッドホルダーに掛けたままリールと一番ガイドの間のミチイトを50cm前後2〜3回引っ張るといい。

大きな魚体は群れの上にいるので釣れだしたら徐々にタナを上げていくよう指示があり、全員がタナを統一。最長40cmを含め30cm級の良型イサキのお土産に家族は大喜びで満足の釣行だった。

<週刊つりニュース中部版APC・出口和弘/TSURINEWS編>
この記事は『週刊つりニュース中部版』2025年6月6日号に掲載された記事を再編集したものになります。