
スコティッシュ・プレミアシップのセルティックに所属する日本代表FW前田大然の市場価値が同リーグの全選手の中でトップに立った。今2024/25シーズンの活躍を受け、評価額が大幅に上昇している。
移籍情報サイト『Transfermarkt』は、前田の市場価値を1500万ユーロ(約25億円)と評価し、これは前回から400万ユーロ(約6億6,433万円)の上昇にあたる。この数値はスコティッシュ・プレミアシップ内で最も高い。
また、同リーグの市場価値ランキングで前田の後にはDFキャメロン・カーター=ビッカース、日本代表のMF旗手怜央やMFアルネ・エンゲルス、そしてFWニコラス・キューンらセルティック所属の4選手が続いており、同クラブのリーグ内での圧倒的な強さを物語っている。
前田は、今シーズン全コンペティションで33ゴールを記録し、キャリア最高の成績を残した。これにより、今シーズンのスコットランドプロサッカー選手協会(PFAスコットランド)の年間最優秀選手賞に加え、スコットランド・フットボールライターズ協会の年間最優秀選手にも選出されている。
前田はシーズン当初にはウイングとして起用されていたが、その後センターフォワードに適応し、日本代表FW古橋亨梧がセルティックからリーグ・アンのスタッド・レンヌへ1月に移籍した後の穴を埋める形でチームを支えた。
前田とクラブとの契約は2027年5月末まで残っているが、セルティックは新たな契約を提示して前田の将来を確保しようとしている。また、今夏に前田獲得を目指すクラブがある場合、そのオファーは相当高額でなければ受け入れられないことが予想されている。