
浦和レッズ下部組織出身でイングランド3部降格のルートン・タウンに所属する日本代表DF橋岡大樹に、今夏移籍の可能性が浮上。UEFAチャンピオンズリーグ(CL)出場権を有するチェコ1部SKスラヴィア・プラハからの関心が報じられている。
チェコ『iSport』が6月17日に報じたところによると、スラヴィア・プラハは右サイドバックの選手層強化を計画。チェコ代表DFデイビット・ドウデラとポジション争い可能な選手として、橋岡をリストアップしているという。
同メディアは日本人ディフェンダーの現状について、「ルートンで怪我と監督からの不信感により、彼の序列は低下している。ルートンの降格により、今夏退団は不可避だ」とリポート。これによると、橋岡はルートンとの契約を2026年6月まで残しているが、2024/25シーズン終了後に代理人を変更。記事で「代理人変更という状況を利用し、現在交渉が進んでいる。橋岡はすでに5月にプラハで個人面談を行っている」と綴られていることから、スラヴィア・プラハ移籍に近づいているとみられる。
現在26歳の橋岡は、浦和やベルギー1部シント=トロイデンVV(STVV)時代、サイドバックやウイングバックの主力選手として活躍。VfLボーフムをはじめ複数クラブからの関心が取りざたされるなか、2024年1月31日にルートンへ完全移籍。加入1年目はプレミアリーグ10試合でプレーしたものの、チームは2部へ降格。2024/25シーズンは2部リーグ戦で17試合の出場にとどまった。
スラヴィア・プラハへ完全移籍するとなれば、古巣の浦和に連帯貢献金が支払われることに。移籍金額は現時点で報じられていないが、ドイツの移籍専門サイト『トランスファーマルクト』によると、浦和は移籍金の4%を連帯貢献金として手に入れることになるという。