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 アトレティコ・マドリード(スペイン1部)は15日に行われたクラブワールドカップ(CWC)グループステージ初戦で今季のチャンピオンズリーグ(CL)を制したパリ・サンジェルマン(PSG/フランス1部)と対戦。しかし、0−4の完敗を喫した。

 そのアトレティコは今夏に左サイドバックの補強にプライオリティを置いており、ミラン(イタリア1部)でプレーするフランス代表DFテオ・エルナンデスの獲得に迫っていたとされていたが、最終的に見送ったとされている。

 そのなかで、アトレティコはリバプール(イングランド1部)でプレーするスコットランド代表DFアンドリュー・ロバートソンの獲得を標榜。しかし、イギリス『タイムズ』によれば、同選手の獲得が失敗した場合の代替案としてアストン・ビラでプレーするフランス代表DFリュカ・ディニュを代替案として検討しているようだ。

 フランス代表として52キャップを刻むディニュは今季もプレミアリーグ32試合に出場して5アシストを記録。31歳とややベテランの域に入ってきているが、バルセロナ(スペイン1部)でのプレー経験もあることから、ラ・リーガへの適応も問題ないとみられている。

 なお、現時点で具体的なオファーは出していないものの、ロバートソン獲得失敗時の”プランB”として、アトレティコは水面下で動きを進めている模様。今季はスペイン人DFハビ・ガランが主に左サイドバックでプレーしていたアトレティコだが、望み通りの補強はできるのだろうか。