
パルマ所属の日本代表GK鈴木彩艶は、マンチェスター・ユナイテッド、ミランなど複数クラブからの関心が報じられる中、自身の将来に言及。浦和レッズ時代のチームメイトから受けた影響も語っている。
インターネット動画配信サービス『DAZN』で6月16日配信開始の『やべっちスタジアム』では、鈴木が日本代表やパルマでのプレー、くわえて私生活に関する質問に回答。番組MCの矢部浩之氏から「将来的にプレーしたい国やリーグ」を訊かれると、「ヨーロッパでプレーしていたい。つねに世界トップのリーグでプレーしたいというのが一番。GKとしては、40歳までできると思うので」と語っている。
鈴木は現在22歳であるが、矢部氏は「今のサッカー選手は結構若いうちに結婚される方が多い」と切り出すと、「結婚を考えているか」と質問。これに鈴木が「全く考えていない。サッカーだけ考えているかもしれない」と答えると、矢部氏は「まだ結婚しなくていいと思う。(結婚は)自然となるもの。自分から行ったらダメ。慌てなくていい」とアドバイスを送った。
そんな鈴木は、トレーニングの一環として2,3年前からピラティスを取り入れているという。本人は「シーズン中は試合後にやっている。シーズオフに日本へ戻ってきたら、スタジオで朝にやるようにしている」と自身のルーティンの一部を明かしたほか、「浦和にいる時、大畑歩夢選手がピラティスをしていると聞いて、僕もやってみようと思った。非常に感覚が良かったので、今も続けている」とピラティス導入のきっかけも説明。「僕はパワーがあるので、細かい動きができるようになると、プレーに良い影響が出ると感じる」と、効果を実感しているという。
抜群の身体能力で浦和時代から頭角を現し、ベルギー1部シント=トロイデンVV(STVV)で結果を残した鈴木。パルマ加入1年目の2024/25シーズンもセリエAほぼ全試合でスタメン出場し、今や日本代表の正守護神に君臨しているが、その活躍の裏には浦和時代のチームメイトが実戦していたトレーニングがあるようだ。