
リーグ・アンのスタッド・レンヌで構想外となっている日本代表FW古橋亨梧が、スコティッシュ・プレミアシップのセルティックに復帰する可能性が報じられている。わずか1月に移籍したばかりのストライカーが、再びグラスゴーの地に戻る日が近づいているのかもしれない。
UKメディア『Football Insider』のポッドキャスト「Inside Track」の6月15日配信回において、同メディアの移籍市場専門記者であり、かつてUKの『スカイスポーツ』や『ESPN』でも活動していた実績を持つピート・オルーク記者が、情報筋の話として古橋の現状と今後について伝えた。
同メディアは3月の時点で、セルティック側が「古橋再獲得を断る理由のない好条件」であれば復帰の可能性を模索していると報じていた。しかしセルティックが再獲得に際してレンヌに支払う金額は、当時受け取ったの移籍金1,000万ポンド(約19億5,551万円)には遠く及ばないものになる見通しだという。
なお、古橋本人はレンヌ移籍後の状況に疑問を抱き始めていると伝えられており、同クラブでのプレシーズンで戦力に再統合されるかどうかを見極めた上で、今後を判断すると伝えられている。もし古橋本人がセルティック復帰を希望する場合、クラブ側が交渉に乗り出す可能性があるという。
セルティックは1月に古橋を放出後、代役のストライカーを補強しておらず、同クラブのサポーターの間でも古橋の復帰は歓迎される見込みと伝えられている。クラブはすでに複数のFWの獲得候補リストを保持しているが、移籍市場が活発化する中、古橋の動向が注目されている。