横浜F・マリノス 写真:Getty Images

 横浜F・マリノスは6月15日に行われた明治安田J1リーグ第20節で、アルビレックス新潟に0-1で敗北。裏天王山で敗れ、パトリック・キスノーボ監督の解任が決定的と報じられる一方、一部のファン・サポーターに対するファンサービスが問題視されている。

 Xでは、JR新潟駅の構内で横浜FMの一部選手がファンサービスを行う時の様子を捉えた画像が拡散。サインに応じたり、同クラブのユニフォームを着た人物とコミュニケーションをとっているが、移動中のファンサービスを止めるべきとの意見が相次いでいる。

 横浜FMは2024年4月、アウェイゲーム等による移動中のファンサービスについて、「チーム遠征時の公共交通機関(駅や空港)やホテル等の公共施設での選手・スタッフのサイン対応や写真撮影等について、あまりにも過剰な行為が見受けられるため、上記の場での対応は一切お断りさせていただきます」と公式サイトを通じて案内。

 迷惑行為の範囲を超え、つきまとい行為と認識せざるを得ないような行為も見受けられると報告した上で、「今後もこのような行為が見られる場合には、然るべき対応を取らせていただく可能性がございます」とアナウンスしていた。

 多くのクラブが拒否の方針を打ち出している移動中のファンサービス。ルールを遵守しているファン・サポーターは、駅などの公共施設における一部サポーターに対するファンサービスを受けて、複雑な思いを抱いていることだろう。