
バルセロナ(スペイン1部)はハンジ・フリック監督のもとで、ラ・リーガとコパ・デル・レイを制覇。連覇を目指す来季に向けて選手登録なども問題もありながら、左ウイングの補強を目指しており、複数選手への関心が取り沙汰されている。
スペイン『スポルト』によれば、バルセロナはリバプール(イングランド1部)でプレーするコロンビア代表FWルイス・ディアスをメインターゲットに設定しているものの、高額な移籍金なども必要なることから難航する見込み。そのため、代替案としてマンチェスター・ユナイテッド(イングランド1部)が保有権を持つイングランド代表FWマーカス・ラッシュフォードを検討しているという。
そのなかで、バルセロナはスポーツディレクターを務めるデコ氏がアスレティック・ビルバオ(スペイン1部)に所属するスペイン代表FWニコ・ウィリアムズの獲得に向けて代理人であるフェリックス・タインタ氏と会談したという。
バルセロナは昨夏に失敗した移籍交渉の再始動について話し合った模様。今季のラ・リーガ29試合で5ゴール5アシストを記録した同選手の実力を高く評価しているバルセロナは昨夏にチャンスを逃したこともあり、そのドアを再び開くかを慎重に見極めている状況だという。
また、同選手には6200万ユーロ(103億2,000万円)の解除金が存在しており、その安さも相まってアーセナル(イングランド1部)やバイエルン・ミュンヘン(ドイツ1部)も獲得に動いており、両クラブはその金額を支払う用意があるとのこと。ただ、選手本人は移籍する場合スペイン国内に残りたいと考えており、バルセロナが正式に契約解除金を支払うなら歓迎する姿勢のようだ。