
アビスパ福岡、柏レイソル元監督である日本代表OBの井原正巳氏に海外挑戦の可能性がある模様。韓国国内クラブで指導に当たるとの噂が飛び交っている。
韓国2部・水原三星ブルーウィングスの情報を専門に扱う『ブルーウィング・インサイド』が6月14日に伝えたところによると、現在フリーの井原氏には、同クラブのコーチに就任する可能性があるとのこと。正式オファーや交渉の有無には触れていないものの、戦術面に特化したコーチングスタッフとして、選手の指導に当たる可能性があるという。
水原三星は鄭大世氏やMF小塚和季(清水エスパルス)、FW齋藤学(アスルクラロ沼津)の古巣。2023シーズンに韓国1部リーグで最下位に終わり2部へ降格すると、2024シーズンは2部で6位。ただ、2025シーズンはリーグ戦15試合を終えて9勝4分2敗と、首位の仁川ユナイテッドから勝ち点7差の2位につけている。
一方で現在57歳の井原氏は、横浜マリノス、ジュビロ磐田、浦和レッズでプレー。1998年に行われたFIFAワールドカップ・フランス大会のグループステージ全試合でフル出場するなど、一時日本代表を支えていた。
現役引退後は2度にわたり柏の監督代行を務めたほか、2015年から18年まで福岡を指揮。2023年5月から柏を率いていたが、2024シーズン終了後に退任。日本代表FW細谷真大ら一部選手の起用法を巡り、ファン・サポーターの間で議論が白熱したことは記憶に新しい。